5回目の受精卵移植に向けて

1月29日 内科を受診して採血を行いました。数値が改善していたので今後移植に進める事になりました。しかし薬は出産するまで呑み続ける必要があるそうです。『チラージンS』をまた1ヶ月分処方してもらいました。
2月3日 乳頭からの出血が気になり乳腺外科を受診しました。昨年の夏にも同じ症状がありましたが、1週間程で落ち着いたので特に気にしていませんでした。乳腺外科でマンモグラフィーと超音波検査を行いました。マンモグラフィーの検査は初めて行いました。胸を挟んで圧縮して行う検査なので、乳頭から血が出て大変でした。そして噂通りに痛かったです。生理のタイミングや時期によって胸が張っていると特に痛いそうです。その後超音波検査にて、看護師さんが左胸を特に丁寧に診察してくれました。多分何かあったんだろうなという雰囲気でした。結果はすぐに分かるのですが、先生から伝えられるまでドキドキです。
結果は乳頭分泌がある左胸に影があるとのことでした。検査してみないと詳しくは分からないが、影の様子からいって良性のものではないかという事でした。次回は2ヶ月後に受診して再検査を行うとのことです。影が大きくなっていれば細胞をとって調べるそうです。胸に針を刺して細胞を取るなんで、想像しただけでも恐ろしいです。
2月11日 生理1日目。前回の生理から42日目に生理がきました。普段周期は一定でこんなに遅くなる事がなかったので少し心配になりました。病院に連絡すると明日が通院日となりました。
2月12日 生理2日目。診察。お腹の腫れなど問題ない為移植に向けて本日より貼り薬をスタートします。2枚の貼り薬を2日に一回張り替える形になります。以前の病院では貼り薬の枚数を徐々に増やして最大8枚貼ったりもしていましたが、考え方が諸説あり枚数を増やさず一定でやっても効果が変わらないという結果が出ているそうです。前回は個人病院で今通っているのは大学病院なので、こちらの方が進んでいるのでしょうか。

貼り薬は前の病院で使っていたものと同じでした。
胸の出血の事も少し伺うと不妊治療で薬を使っているので、そのせいで胸の腫瘍が大きくなる場合もあると言われました。不安があれば移植を見送る事もできると言われましたが、今回はそのまま治療を継続する事にしました。
2月21日 生理11日目。採血と診察。血液検査の結果は問題なし。診察で内膜の厚さを測ると6.7mmでした。移植には7mm以上が基準となる為再度診察に受診する事となりました。次回より2枚の貼り薬を5枚にするよう言われました。移植日は決定ではありませんが3月3日が予定と言われました。
2月25日 生理15日目。採血と診察。内膜の厚さは8mmとなり移植日が確定しました。今後の薬スケジュールが伝えられました。
26日の11時から膣座薬スタート。始める最初は時間も指定され、朝夜の1日2回。22日から使っている貼り薬は5枚で継続。26日デュファストン(飲み薬)1日3回内服。
3月3日 生理21日目。移植日当日。お昼に採血を行い13時過ぎから移植を行いました。移植後の待機時間などは無く、処置が終わったら帰宅になります。今回は5回目という事で2個戻します。戻す前の写真をいただきました。移植から10日で結果が分かるそうです。以前の病院よりも結果が早くて驚きました。

3月12日 移植から10日目。採血のみ。血液検査の結果が1時間程ででます。HCGの値が上がっているのでおそらく妊娠しているとのことでした。しかも数値が高めなので双子の可能性もあるそうです。来週のエコーで確認をしないとまだ子宮内に着床しているか、子宮外妊娠の可能性もゼロではないので安心できません。

気持ち的にはあまり実感がありません。身体も特に変化はありません。
3月19日 妊娠5週0日。採血とエコーを行います。採血結果は前回に引き続きHCGの値が上がっているので良好です。

エコーの結果子は宮内にしっかりと着床しているのが確認できました。ここで少し妊娠の実感が湧きました。

素人ではどれが着床した部分かわかりませんが、しっかり先生に教えていただきました。この頃から食べ物や飲み物に少し気をつけるようになりました。生物の食べ物や冷たい飲み物は控えています。
3月26日 妊娠6週。心拍が確認できる時期ですが、エコーで心拍が確認できませんでした。採血は通常行わないけど念の為検査されました。これでHCGの値が下がっていたらもうダメそうでしたが、とりあえず数値は上がっていました。

エコーの後に心拍が確認できていないので流産の可能性がありますと先生からサラッと説明され頭が真っ白になりました。この頃には身体にも変化が現れていて、発熱している感覚があり体温が37度くらい常にありました。また胸が張って普段よりも大きいと感じました。また次回1週間後の診察までドキドキでした。前回妊娠した時は5週を過ぎてすぐにつわりが酷くて仕事に行けない状況でしたが、今回は吐き気はあるものの耐えれるレベルでしたので通常通りの生活をしていました。
4月2日 妊娠7週。エコーの結果やはり心拍が確認できませんでした。卵のサイズは先週と変わらず、袋のみは成長していました(揚水が溜まる所)

ここで先生よりどうするか選択を相談されました。このまま後1週間様子をみる事もできるけど、場合によっては進行流産に進む可能性もあります。前回進行流産で大変な思いをしたので、来週流産手術を行うことにしました。毎週手術前にも心拍がないか確認をしてくれるそうです。ここで急遽入院と手術が決まったので、入院前検査を説明を受ける事になりました。採血を5本、心電図とレントゲンは時間が足りずまた病院へ後日通院しました。
来週1泊2日で入院と手術が決まり、とりあえず仕事を一週間休むことにしました。会社に理由を説明しない訳にはいかないので、男性の上司に話をしました。
体調はつわりのような症状があり、発熱も続いています。エコーで診断されなければ自分が流産している事に気づきません。ネットで調べると稽留流産は自覚症状がなく、つわりの有無も関係ないと書いてありました。確かにその通りです。
4月8日 妊娠7週6日。入院初日手術日。数日前から茶褐色の出血があり昨日からは生理のような出血もありました。腹痛も生理ピークくらいの痛みがあります。多分ダメなんだろうなと身体の状態を感じて自覚をはじめました。入院が決まってから感情が不安定でちょっとしたきっかけで涙が止まらなくなります。入院までの1週間は毎日泣いていた気がします。妊娠が分かった3月12日の時点で出産予定日が伝えられます。それに向けて出産希望の病院を調べたり色々楽しみにしている事も多かったので、そのせいだと思います。入院する前に泣いてある程度気持ちの整理ができたので、入院中泣いている事はありませんでした。前回の入院手術ではずっと泣いていて、看護師さんにカウンセラーを紹介される程でした。
10時半頃受付を済ませて病室に行きます。平熱が37度だったのでコロナとインフルエンザの検査を急遽されました。その結果待ちで手術が遅くなり(もちろん陰性でした)14時半から手術を行いました。手術前に子宮口を広げる為に棒を入れるのですが、それが非常に痛くて驚きました。手術自体は静脈麻酔で行う為、全く痛くはありません。しかし点滴の為の針を2回失敗されて、かなり痛かったです。
手術後目を覚ますと自分の病室にいました。目が覚めてからも痛みはなく、ずっと痛み止めが効いているのかと錯覚するくらいでした。前回の術後は本当に痛かったのですが、今回は嘘のようです。麻酔が心地よくて夕方位まで意識は戻っていましたが目を瞑って寝ていました。術後2時間はベッドに安静にとのことですが、私は3時間以上寝ていましたが夕飯の時間がきて、仕方なく起きました。起きてから食欲はありませんが、食べようと思えばご飯も食べれました。
身体にガーゼが入っていて違和感がありました。明日の診察で抜いてもらえるそうです。